と言われれば、返す言葉もございません。
生きておりました。


ぷつりと姿を消して8年以上になりますか。
その間小説は相変わらず読んでおりましたが、最遊記はおろか他の漫画も二次創作サイト巡りも全くしておりませんでした。
あ、ちょっと嘘つきました。数ヶ月前に『俺、つしま』は読みました。

そんな中届いたジオシティーズサービス終了のお知らせ。
ずっとずっと心の片隅にありながら放置し続けていた自サイト。

更新が途切れた後も、そして今もまだ時折訪れてくださる方がいらっしゃる事はたまに覗くweb拍手で存じておりました。

ですが、出す顔も場所ももはやありませんでした。

日記として使っていたジオログはとっくにサービス終了していましたので。

心の中で深く深く感謝し手を合わせるだけが精一杯でした。

お知らせが届いた時は『このまま消えよう。消えるしかない』と思っていました。
書いてupして、読んで頂けて、その上感想まで頂いたり。
ただの一度も嫌な思いをした事はありませんでした。
とにかく楽しかった。
幸せでした。

当時聴いていた音楽を耳にする度、胸が締め付けられる思いがする程に。

最後にもう一度読んでおこうと思い、読み始めたら。
何これ。
めちゃめちゃ私のツボつきまくりじゃん。

……。

そらそうだ。
私が書いたんだもの。
私のツボしか入ってないよ。

いつもは本を読んでた通勤電車の中、昼休憩、繰り返し何度も何度も何日も読みました。
これだけ年月が経つと細かなところは忘れているところが多く、確かに自分が書いたもののはずなのに新鮮でした。
上手いとか下手とかそんなんじゃないのです。
2人の関係性だとか、シチュエーションだとかがたまらんのです。
そうしましたら『このサイトが消えたらもう二度と読めないのか』と思ってしまいました。
私自身ローカルでは一切保存しておらず、サイトにしかないのです。
元来貧乏性なのでどんなものでも捨てられずにとっておくタイプ、移管しようと決めました。

とは言え、じゃあ更新できるのかといえばその自信はまだない。
書きたい気持ちはあれど、ブランクが長すぎてどうやって書いていたのかすら忘れてる。
それプラス、連載途中の『降り注ぐは雨でなく』は。
ワールドカップってどこ開催のだよ。
携帯、ガラケーだよ。
おまけに当時は3、4.時間の睡眠でOKだったのが、今では6時間寝ても日中まばたきしたら戻ってこれない時があるほど。

なので、倉庫として置いておこうと思います。

 

 


いつかまた書けたら。
その日のために。